姫と年下王子たち
儚くも美しいその色とりどり花火に、俺は圧倒されていた。
“来年は、絶対いっしょに行こうね!”
…ふと、由香里の言葉が蘇った。
あれは、俺らが付き合ってすぐの頃の…2年前の夏。
その年も篠川花火大会は開かれたが、由香里と付き合ったのは花火大会の3日後。
市役所にある掲示板の外し忘れられていた花火大会のチラシを、由香里が切なそうに眺めていた。
“来年は、絶対いっしょに行こうね!”
…ふと、由香里の言葉が蘇った。
あれは、俺らが付き合ってすぐの頃の…2年前の夏。
その年も篠川花火大会は開かれたが、由香里と付き合ったのは花火大会の3日後。
市役所にある掲示板の外し忘れられていた花火大会のチラシを、由香里が切なそうに眺めていた。