姫と年下王子たち
若いと言っても、俺より10歳くらいは年上だろうか…。


そんなことを考えていたが、俺はその男の顔に心当たりがあった。


…この男、どこかで……。


初めて見る顔ではなかった。


「こんな時間までなにしてたんだよ…!?電話も繋がらないし、心配して家まできたんだ」

「…あっ、そういえば……。携帯の充電…切れてたんだった。ごめんなさい」


俺は2人のやり取りを、一歩離れた場所から眺めていた。
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