姫と年下王子たち
「…はい、まぁ……」


本当はそのつもりだったけど、園花がどっかに行ったせいで、今日の予定はボロボロだ…。



「そっかー。じゃあ、絢斗くんじゃないのねぇ…」


おばさんは軍手についた土を払いながら、そんなことを言った。

なぜか、寂しそうな表情を見せるおばさん。


「…あの、どういう意味っすか?」

「…実はね、園花。今日の花火大会は気になる人と行くんだって言って、家で大はしゃぎしてたのっ」
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