姫と年下王子たち
おばさんは、微笑みながらそう答える。


「え、戻ってるんじゃ…」

「1時間ほど前に出て行ったところだし、花火大会が終わるまでは戻ってこないと思うわよ」


園花のヤツ…、家に帰ってねぇのか…!?


すると、おばさんは俺の姿をまじまじと眺めた。


「絢斗くん、甚平似合ってるわねっ」

「え?…あっ、ありがとうございます!」

「絢斗くんも、今からだれかと花火大会に行くの?」
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