姫と年下王子たち
「…園花っ」


俺は園花の髪飾りを握りしめ、走り出した。



プルルルル…


『ただ今、留守にしております。ピーッと鳴りましたらー…』

…ブチッ!


「あー、もう!!なんで園花のヤツ、電話に出ねぇんだよっ」


俺は園花の家を出てから、何度も園花の携帯に電話をしているが、一向に繋がらない。


「なにしてんだよ、あいつっ…」


辺りは、次第に薄暗くなっていく。
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