姫と年下王子たち
「あ?やんのか?やるなら、さっさとやれよ」

「なんだ、その態度…!」

「俺はべつに、殴りたきゃ殴ればいいっつってるだけだよ」


俺は、どうぞ殴ってくださいと言わんばかりに、男に顔を向ける。


男の顔がどーのこーのの前に、ハナからこいつが大したヤツじゃないことくらいわかっていた。


だって、男の右手はプルプル震えてやがる。


どーせこの男、人を殴ったこともねぇようなヤツだろ?
< 3,559 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop