姫と年下王子たち
もしそんな2人きりの状況をつくられたら、今のあたしだったら…。



「…す……」

「…あ?声が小さくて聞こえねぇ」


絢斗は、グイッとあたしに耳を近づける。


もう…、だからぁ…。


「…す…きに……なっちゃう…じゃん……」


プシュー…っとあたしの真っ赤な顔から、白い煙りが吹き出した気がした。


ダメだ…。

絢斗にこんなこと言うの…、恥ずかしすぎる……。
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