姫と年下王子たち
リビングのドアノブに手をかけた姉貴の腕を掴んだ。


「あいさつなんか、べつにいいって」

「どうしてー?バイト先のコなんでしょー?弟がお世話になってるんだから、ちゃんとあいさつしないとね!」

「待てって、…姉貴!」


姉貴は俺の手を軽く振り払うと、リビングに入って行った。


「こんにちはー♪涼の姉のシズカでーす!」

「こっ…こんにちは…!は…はじめましてっ…!!おじゃ…お邪魔してます!」
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