姫と年下王子たち
あたしには、“彼を待つ”ということができるっ。


それだけあたしは、彼のことが大好きなんだから。


今会わなきゃ、…今想いを伝えなきゃ。

きっとあたしは、一生後悔するっ。



メイクなんて、到底する余裕もない。

顔を洗って、髪を簡単に整えて、クローゼットを開けてすぐに目についた服に着替える。


そして、翼といっしょに家を出た。



「ねーちゃん、あいつのこと好きなんだっ」
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