姫と年下王子たち
「ひな、おいで」


コウタに誘われるがまま、あたしはコウタの隣に添い寝した。


「ひな」

「ん?」

…チュッ


顔を上げると、コウタから柔らかいキスが降ってきた。


このまま、いい雰囲気になって…。

となりそうだけど、あたしたちはそうはならない。


コウタはかなり奥手で、今みたいな軽いキスができるようになったのも、…ごく最近。


初めは、手を繋ぐだけで1ヶ月はかかった。
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