姫と年下王子たち
「この服、洗ったらなるべく早く返すねっ」

「いいよ、いつでも。じゃ、お疲れ」

「お疲れ様」


べつに洗わなくたって、そのまま返してくれても構わないのに。


秋月さんが家に入るのを見届けると、俺も自分の家へ向かった。



秋月さんがコテージを飛び出したときはハラハラしたけど、無事にキャンプは終わった。
< 832 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop