姫と年下王子たち
あの約束…。


“一番に桔平くんが敵の旗を取れたら、デートしてあげる!”


やっぱり桔平くんは、抜かりなかった。



「ほら、桔平行くぞっ」


桔平くんは、長谷川くんに連れられて行った。



…あたしはまったく気づいていなかった。


このときすでに、桔平くんの気持ちがあたしに向いていたなんて。
< 903 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop