潔癖症ヤンキーとペンギン
『あっ……!』

そうこうしているうちに
足がもつれて公園の芝に倒れこむ。

そこに男が追いついて
マミヤマの両手首を掴み
芝の上からコンクリートで出来た遊歩道の上で
マミヤマの膝を削るように力任せに引き摺る。

遊歩道は砂利状に目が粗く造られていて
マミヤマの膝の皮膚を無残に抉り取っていく。
その余りの痛みにマミヤマは我に返り、
自分でも驚くほどの悲鳴を上げる。

足をジタバタと動かし、
身体を思い切りよじり男の手から逃れようとするも、
男の力にはどう頑張っても適わない。
そのまま公園の外からは死角になるような
木々に囲まれた小高い丘に引き擦り込まれる。
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