潔癖症ヤンキーとペンギン
髪を引っ張られる痛みにまた激しい悲鳴を上げ、
見ず知らずの男の暴力で胸を見られた屈辱で
自然と涙が零れそうになる。

だが、
男の暴力で更に激しくなった動悸のために
呼吸が上手くできないので泣くこともままならない。
ただひたすら身体のすべてが竦んで震えるばかり……。

左腕と髪に強い力を加えられ
丘の芝に叩きつけられるように倒される。
頭を打ちつけて視界がぐらつく。
< 307 / 353 >

この作品をシェア

pagetop