潔癖症ヤンキーとペンギン
なんだかやたら眠い。
普段なら家に着いたらすぐに予習に取りかかるはずが
それがままならないほどの強烈な睡魔に襲われ
制服のままベッドへ倒れこみ微動だにしなくなる。

白地にピンクのバラ模様があしらわれたカバーに覆われたベッドに
天井からレースで作られた蚊帳が垂れかかる。
さながら中世のヨーロッパの天蓋のようで
そこで眠るマミヤマは眠り姫のようでもある。

夕食の時間も起きずにそのまま眠り続け、
次の朝がやってきてもマミヤマは起きてこなかった。
正確にいうと、起き上がれなかった。
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