SEXY-POLICE79
反論すれば人質の命がどうなるか、今は犯人の言う通りに行動するのが、検事として得策な判断だろう。須田は直ぐに今来た路をUターンして、レインボーブリッジに向かう。あそこなら距離もそんなにないし、バイクを使えば五分ともかからない。三分後、レインボーブリッジの中心に来た須田にまた犯人から指示が下される。

『さすが、お早いご到着で。では、近くに僕が置いたプレゼントがあるはずです』

「プレゼント?」

須田は辺りを見渡すが、そんなプレゼントらしき物は見当たらない。

『探しても簡単には見つかりませんよ。プレゼントは見える所にあって、実は見えない所に設置されているんですから』

設置という言葉を聞いて須田の顔色が変わった。進んでいく悪魔のカウントダウンがいま終わりを告げようとしている。

『さようなら。須田検事』






    ☆☆☆




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