青空の下月夜に舞う 4
一瞬私も隠れなくていいのかと思ったけど。
今から帰るんだし、隠れる意味がないか。
うんうん、と首を小さく動かして車が来るのを待つ。
何か言われると思ったのに。
祐也は口を開かない。
なんだよコイツ。
微妙な空気の中、早く車来ないかなと目の前の道を視線が右往左往。
階段でミナと慶太郎待ってたみたいだったし、駐車場からここまでどれぐらいか予想出来ない。
しゃがんでいようかな。
「あの、さ……」
「……は」
「なんだよ。その反応は」
階段の一段下に片方の足をかけている祐也は普段より視線が低い。
それでも私よりは高いんだけどさ。
しかも……なんだと言われても……困る。