まるでペットのような彼
やっと与えられた、欲しかった刺激に悠にしがみつながら夢中になる。


久しぶりの強い快感は、私から意識を遠ざける。



「郁美さん。好きだよ。」



悠が腰の動きを早めながら、なにか囁いている。









少し寝てしまったのか、目が醒めたら辺りは、薄暗闇になっていた。



(えっ?寝てた?)
横を見ると見慣れた整った顔がある。

自身を見たら、全裸。

隣を見ても、裸だった…




(お互いに、裸…
…私ったら、やっちゃったのね…)
軽い自己嫌悪に陥る。

こんな年下相手に欲情を抑えられないで、流されちゃうなんて…


心の中で盛大にため息を吐く。


ふと…自分の中の悠への気持ちを思ってみる。
いくら欲情してたって、嫌いだったら、抱かれたりしない。
組み敷かれて目の前にあった、欲情を顕にした男の顔に身体の芯が震えてしまったのだ。


一緒に暮らすようになっての1ヶ月、はじめホストなんてしてる大学生なんて、チャラいのかと思っていたけど…

悠は、けっこう真面目で家事もできるとこで分担してくれていた。

なによりさりげなく優しいのだ。

仕事柄慣れているんだろうと思ったりしたが、それが心地よく感じていた。




こんな年下となんて…

いろいろと頭を悩ませてしまう。







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