まるでペットのような彼
悠がイクまで何度も絶頂に達せられて、クッタリとする私の横に悠が寝転ぶ。


「やっと一息ついた~」
スッキリとした表情を見せる悠に、恥ずかしくなって、タオルケットで顔を隠してしまう。


「また、そんなかわいい反応する~
そういうのは、俺の前だけにしてね。

そんないつまでも、慣れない郁美がよいんだよな~」

そう言って抱きしめてきて、タオルケットを捲る。

「そんな顔をして…
また、誘ってる?」


まだ、余韻でヘロヘロな私は、プルプルと首を横に降る。

「その顔は、誘ってるんだよ。」

そう言ってから、首筋に唇を這わせて、肩口にチクリと痺れを伴う痛みが走る。
ペロッとそこを舐めて、妖しく笑う。

「マーキング終了。
これ、俺のものって印だからね。知ってた?」


「えっ?」


「た·だ·し…
限定一名だけにしか、しないんだよ。」


「えっ?…え?」


「なんで、そんな顔をするの?」


「…だって……」


「だって、なに?」


「悠…モテる…でしょ?」


「そうだね。自覚してるよ。それで?」


「それでって…」

だって…
だって…
私だけって…
自惚れてもよいの?

「俺…
愛してるって言ったよね。信じてないの?」


いや…
聞いたよ。
聞いた…
さっきだけど…










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