ハピネス
きっとポカンとマヌケ顔であろう私の前で、リリアの右手に大きな杖が現れる。
杖は細い棒の先に透明な水晶玉みたいなものがくっついてて、水晶の周りの飾りも棒に刻まれた模様も繊細な印象。
全部黄色のその杖が加わると、本当にリリアの天使感がますますレベルアップした。
「凄いね…見てるだけで圧倒される」
単純な事しか言えないけど、マジでそれしか言えない。
「お褒めの言葉をどうもありがとう…さて、願いが決まっているというのなら、最終決断を予定通り行いますか」
カチッと、私の部屋の唯一の時計の目覚まし時計が午後10時を示す。
杖は細い棒の先に透明な水晶玉みたいなものがくっついてて、水晶の周りの飾りも棒に刻まれた模様も繊細な印象。
全部黄色のその杖が加わると、本当にリリアの天使感がますますレベルアップした。
「凄いね…見てるだけで圧倒される」
単純な事しか言えないけど、マジでそれしか言えない。
「お褒めの言葉をどうもありがとう…さて、願いが決まっているというのなら、最終決断を予定通り行いますか」
カチッと、私の部屋の唯一の時計の目覚まし時計が午後10時を示す。