例えば魔女と恋をして



「ねえ八神さん、女性的な視点から見て既婚男性は魅力があると思いますか…?」


昼休憩を1人でとっていた私の隣に座った暁君が、何の脈絡もなく神妙な顔つきで聞いてきた。


それは…

私の好みのタイプをさり気なく探ろうとして居るのか…

はたまた

本当に何の意味もなく話のネタとしてとりあげた話題だったのか…。




「既婚男性…。

そうね、一度家庭に入った事のある男性はもしかしたら独身男性よりも落ち着いた大人の雰囲気があるかもしれないよね。

それは既婚男性の魅力の1つじゃないかしら…?


けど、私は既婚男性には全く興味はないけど」


「落ち着いた…大人の雰囲気か…」


私の言葉を再確認するように繰り返した暁君の様子を見る限りは、単なる話しのネタでもなさそうだ…。

どうかしたの?と、声をかけようとした時、暁君が先に口を開いた。



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