例えば魔女と恋をして



もしも話しならあまり深く考えずに答えていいのかもしれない。


「もしも、その女性のほうが、玉砕してしまったけれど、自分が片想いをしていた相手だったら…?」

それを聞いた瞬間、飲み込んだお茶が変なとこにはいってゲホゲホとむせてしまった。


「や、八神さん?大丈夫?」

慌てて私の背中をさすってくれる暁君に、どう弁解していいのか、私も焦る。


「ゲホッ…

…や、八神君…

勘違い…ケホッ…

勘違いというパターンも考えたほうがいいわ…

ゲホッ…

もしも、そのもしも話しの設定に2人の確実な浮気現場を目撃した。という設定じゃないのなら…」


お茶が変なとこにはいってったせいで胸が痛い。


もしかしたら、月曜の夜、どこかで、私と課長が2人でいるのを目撃されていたのかもしれない…。



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