例えば魔女と恋をして
ネットで調べた女子に人気のケーキを買って
焦る気持ちをひた隠しにして
彼女宅の前まで出陣‼
心臓が爆発しそうなほど高鳴っている。
口から心臓が飛び出してしまいそうだ。
インターホンを鳴らすまでに暫く時間がかかったが…
震える指先で
想いを込めてボタンを鳴らした。
ピンポーン。
もう
後戻りはできない。
「どちら様?」
男の声と共に開いた扉。
顔をだしたのは信じられないほどのイケメン。
目の前真っ白。
お先真っ暗。
やっぱり彼氏…
いたのかよ。
当たって砕けることもできず
散らされる前に散った俺の恋心。
「昨日のお礼ですと渡して下さい…」
瀕死の状態で帰宅。
さよなら。
あんなイケメンに敵うわけがない。
さよなら。
俺の恋心。
さよなら
俺の人生…。