例えば魔女と恋をして
と、いうか…彼女に対してどこまでが許される質問なのかも分からない。
自分の気持ちが分からない。
どうして俺はあの時
俺以外のみんなの前では噂通りの彼女であって欲しいと思ったのかさえ分からない。
あの時には確かに
何か
答えを手にしかけてたような気分だったのに…。
ソファーに寝転がり
宙を掴むように手を伸ばした。
もしかしたら…
八神さんを知るのは
空気を掴むくらいに難しいことなのかもしれない…。
「今度、思い切って普通の格好してみて。なんて言ってみようかなー…。」
彼女の事を考えると
霧が更に濃くなるような
もやもやが晴れない。
俺の人生で1番のもやもや期。