例えば魔女と恋をして



休日に突然の暁君からのメールに驚いた…

けど


「いきなりクイズって…何?」


ちらりとベランダの向こうの彼を覗くといつものようにカップ麺を食べている…。



「カップ麺ばかり…身体に悪いよ…」


できることなら

女子の憧れ

彼の部屋で手作りクッキング‼でもして、暁君の胃袋をがっちりホールドしてやりたい。



でも


私はそれができる立場じゃないから


もどかしい。


料理には自身がある。


なにせ私の実家は農家だから

幼い頃から畑仕事を手伝ったり料理の手伝いをしていた。


「星歌ちゃんはいつでもお嫁さんになれるね」なんて幼い頃から言われてたんだ。



一人暮らしをしてからも自炊だけは欠かさない。


たまには今時女子の人気、パンケーキを食べたいな、なんて思ったりするけれど…


できるなら

そういう何気無い幸せは

一人でも

女子友でもなくて……



ちらりともう一度、ベランダ向こうに目をやる。



そう

できれば些細な幸せも


好きな人と一緒に…。



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