無愛想で糖度高めなカレの愛
ベッドになだれ込むと、邪魔な下着も取り払い、ゆっくりじっくり、つま先までキスをする夕浬くん。

本当に私の全部を味わうかのように、いつも以上に丁寧に愛してくれる。おかげで中心部に触れられた時には、すでに蜜が溢れていた。


「すごいですよ、ココ。もうこんなに溶けてる」


彼は指を差し込み、いやらしい音を立てて動かしながら言う。

もう、気持ち良いのと恥ずかしいのとでワケわかんなくなる……!


「そ、いうこと、言わなくてい……っ」

「我慢してた?」


焦らすように指を抜き、濡れたそれを平然と舐めながら聞く。彼のその仕草がいちいち官能的で、私の心臓は休む間もなく暴れ続ける。

羞恥でどうにかなりそうだけど、とりあえず素直に頷くと、彼は「俺も」と言って苦笑した。


「ずっと我慢してたし、苦しいくらい嫉妬しました」


折り曲げた私の膝の内側、太もも寄りの柔らかな部分に唇を押し当てた彼は、わずかに表情を歪ませる。


「本当は、あなたと手塚さんがふたりでいるところなんて見たくなかった。たとえ仕事中でも」

「夕浬くん……」


心の内を覗かせる彼を見つめていると、激しく刻んでいた鼓動が若干落ち着きを取り戻す。

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