ぼくらのストロベリーフィールズ



「ふぁー。よく寝れた。体軽くなったわ」


「そ、そうですか……良かったですね」



バイトの時間が近づいたため、一吾くんを起こしてホテルを出た。



一吾くんは、首を鳴らし気持ちよさそうに伸びをしていた。


対する私はもやもやした気持ちのまま。



「何、どうしたの?」


「べ、別に……」


「もしかして、おれとしたかった?」


「違うから!」


「じゃあ、したくないの?」


「や、まぁ、そりゃ、ちょっとは……。って、何言わせるの!?」



そう怒ると、ニヤリと笑った彼に顔をのぞきこまれてしまう。


目をそらして耐えたけど、顔は赤くなっているかもしれない。



ぷっと笑ってから、一吾くんは私の手を強く引いた。


おっとっと、と私は彼の肩にもたれそうになる。



そのまま、耳元で囁かれた。



「おれが18になったら、毎日めちゃくちゃに抱いてやるから、それでいい?」



どかーんと鼓動が高鳴り、一気に体温が上がってしまう。



「な、ななな、何言ってるの!?」


「やば、のばら超赤くなってるし。やらし~」


「もう! 恥ずかしいから見ないでっ!!」


「いてっ!」









☆おわり☆
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