流れ星スペシャル
「うちのことは子供扱いやけど、アズちゃんならきっとちがうし」
うるるんが続けて言う。
「そんなことないない。わたしなんてぜ~んぜん相手にされてないもん」
ハァ~と、アズは長いタメ息をついた。
そーかな?
アズはそう言うけど、桂木さん的にはどうなんだろう……?
会社にいる頃からのつきあいで、互いに信頼し合っているのはわかる。
年だって近い。
そもそも桂木さんは、アズの気持ちに気づいているのか?
あんなにわかりやすいねんから、フツーなら気がつくけど。
でも、相手は桂木さんやからなぁ……。
「ちょっと見て来る」
しばらくたっても店長がトイレから戻らないので、オレは席を立った。
「うん。トイレでうずくまってるかも」
すかさずアズが言う。
「めっちゃ飲んでましたからね、店長」
「「うんうん」」
みんなも心配していた。