黒狼と猫の総長様
……興味もなかったし、そもそも、言ってもこの噂が消える事は無いって、諦めた。
翔達を見た時、本当に驚いた。
みんな、家に集まる人たちにそっくりだったし。
翔、なんて瓜ふたつ。
祐希にしか、見えなかった。
『……ごめん、なさい。
皆の憧れの人を、
翔の大切な兄を殺したのは、私です』
もう、いっそ、
嫌われた方が楽なのかもしれないな……。
そんな事を思いながら、みんなの顔を見渡した。
ー玲彩サイドendー