黒狼と猫の総長様
そう言った双子は、手をつないでグルグルと回る。
……⁇
ピタッと止まった双子は、私を見てにっこりと笑った。
『『どっちがどっちでしょーか!』』
……つまり、どっちなのか当てろってこと。
『……右が愛哉で左が愛斗』
そう言った私に、双子は目を見開いて、もう一度回る。
『『次は!?!?』』
『……同じ』
そう言った私に、双子は、驚きながらも笑顔を浮かべる。
……何?
『『レーちゃん凄い!』』
『……え?』
『『今までね、僕たちを一発で見分けた人は翔だけだったんだよー!』』
そう言って本当に嬉しそうに笑う双子。