ゼロの相棒





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私は、その日は、夜になるまで一歩も部屋を出なかった。





あれから、泣き疲れて眠ってしまったらしい。



気がつくと、時計の針は夜の十時をさしている。






変な姿勢で眠ったせいか、身体中が痛い。







ため息すら出ない。






むくっ、と起き上がると、コンコン、と
扉を叩く音がした。






ふいに、頭の中をあるシルエットがよぎった。







………ゼロ?







私は猛スピードで扉まで走る。







ガチャ、と扉を開けると、
そこには黄金の髪の青年ではなく





蒼瞳の青年が立っていた。







私が驚いて見ていると、彼は私の顔を見て言った。






「…だいぶ泣いただろう?可愛い顔が台無しだ。

ゼロじゃなくて悪かったね。少し、話さないかい?」







私は、彼の顔を見つめて
少しの沈黙の後、こくん、と頷いた。






ジンは、私の部屋に入ると、
ぱたん、と扉を閉めた。





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