ゼロの相棒
ブラッドは、私のいる所には決して攻撃を仕掛けない。
ゼロもルナータから少し離れた所で彼らの動きを見守っている。
私も、空にいる彼らを見上げる。
すると、ジンが蒼瞳を輝かせて、ルナータに腕を突き出した。
その瞬間、ルナータの姿が消える。
!
な…何が起こったの…?!
私が辺りを見回していると、突然、上空に黒い影が現れた。
あれは…ルナータ!!
そして、すぐにルナータの側にダークレッドの瞳を輝かせたレオが現れる。
次の瞬間、レオはルナータを丘に向かって蹴り下ろした。
ドッ!!
鈍い音が辺りに響く。
ルナータはその攻撃をモロに受け、
地面に向かってものすごいスピードで墜落した。
大きな音と、衝撃波が辺りに伝わる。
「これぞまさに、連携プレーってやつだよな?ジン。」
レオが、にやり、と笑いながら言う。
「そうだね。初めてにしては上出来だ。」
ジンは、ルナータの落下地点を見ながら答え
二人はふわり、と丘に降り立った。
ブラッドも続いて舞い降りる。