甘酸っぱ愛



部屋に戻ろうとすると腕を掴まれた


「あ!待って!」

『ん?』



はいっと手渡されたのは健ちゃんが肩にかけていたタオル


頭にハテナが浮かぶ




「お前、髪びしょびしょだぞ

早くふかないと風引くよ」



びっくりしすぎて声が出なかった


固まったまま何も言わないあたしの頭に絢ちゃんはタオルをかぶせた

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