時間よ、止まれ。
不安や心配も、もちろんあったけど…
優祐が教室にいないってだけで、補習に身が入らなかった。
一人で勉強する意味を見出せなくなるから。
優祐のパワーはすごい。
いなくなってから気付く。
私は、優祐がいたから、ここまで頑張れたんだね。
「さおりぃ、補習、終わったよ!帰ろ♪」
華恵がカバンを持って、嬉しそうにこっちへやって来た。
「はっ、あれ?…終わった??」
対して
私はまだ、机に本とかノートとか開きっぱなしで、優祐のことをずっと考えていた。