時間よ、止まれ。
「…すごい眺めだね。」
私は、屋上から見える夜景に感動していた。
遠足の時に山から見た風景も綺麗だったけど、こっちも雰囲気があって素敵。
優祐は、この街が綺麗に見える場所をたくさん知っている。
だからこそ余計に、私はこの街を離れてほしくないと思った。
「…だろ?花火が上がったら、もっとすごいから。」
優祐は笑いながらそう言って、「絶景ポイント」だというところに私を案内してくれた。
私達はそこに腰を下ろした。
もうすぐ、
花火が始まる。