時間よ、止まれ。
あの時私はOKの返事をしたけど…、何て返したんだっけ?
「本当に…、私でいいの…?」
涙で、目の前の優祐が霞んで見える。
この出来事が、夢なのか現実なのか、分からなくなりそう…。
優祐は、泣いてしまった私の頭をポンポンとやりながら、うつむいた私の顔を、ニッコリしながら覗き込んだ。
「いいに決まってるだろ?ほら、ちゃんと花火セット持ってきたんだからな。」
そう言って優祐は、屋上の片隅に隠してあったらしい、小さな花火の詰め合わせセットを見せてくれた。