時間よ、止まれ。
「優祐…。」
高校生の時、私の見た光景は間違いではなかったけど…
仕方なく…ってこと?
私…
何も知らずに、優祐を一瞬疑っちゃったよ…。
「ごめんね…。」
私の目から、また涙が一粒こぼれた。
でも、そんな私の心の中を知らない優祐は、いきなり泣き出した私に、訳が分からない様子。
「…なんで謝るんだよ?なんで泣くんだよ?」
二人の花火が消えて、手元が少し暗くなった。
でも、私の涙だけは輝いていたみたいで…
優祐は、頬に伝った私の涙を、そっと拭ってくれた。