時間よ、止まれ。



私がいない間にも、優祐はどんどん成長して、成功を手にしようとしている。




対して私は…



ずっとこの街にいて、きっとそんなに変わり映えしてない。




それが優祐にどう映るのか、不安だった。





でも優祐は…




「さおりは変わらないな…。俺が好きになったままだ。変わらないでくれて、ありがとう。」


…って、


最後の線香花火をしながら言ってくれた。





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