鬼部長の素顔



状況を説明すると
病院に来てください、と言われた


サイダーを飲み、手早くシャワーを浴びる


シャワーから上がると
スマホが鳴っている


メールに不在着信

メールは部長から……何件も。
着信は麻耶先輩


時計を見れば、もう昼を過ぎていた
私は麻耶先輩に電話をした



「優子っ!」

焦っている麻耶先輩の声に
申し訳なく思う

『大丈夫です。病院に電話したらすぐこいって……今から行ってきます』


麻耶先輩は一緒に行けたらいいんだけどっと言ってくれたけど、月曜は少しだけ忙しいし、部長との報告とかもあるから忙しいのは知っていた



『大丈夫です。また連絡します』



そう言って、電話を切り
部長にメールを入れた
< 189 / 344 >

この作品をシェア

pagetop