鬼部長の素顔
そんな風に過ごしていたら……
「柿崎、ちょっとこい」
ひぃっっっ!
なんかしたかな?
小さな声で
「優子。がんばれ」
隣の麻耶先輩が言ってくる
ラジャっとジェスチャーをし
急いで檀野部長の元へ行った
「お呼びでしょうか!」
部長は私をチラッと見て
私に書類を渡してきた
「これ、週末に提出。来年度分のだから間違えるなよ」
渡された資料は、来年度の予定資料
私が働いている課は食品衛生課
市販されている食品を
分析して、問題ないか、異物が混入していないか、していれば企業に警告をし
商品を撤去を申請する
メーカーが工場で管理すればいい話だけど、今の時代それが追いつかない