鬼部長の素顔
私は焦って目の前にあったウーロン茶を勢いよく飲み干した
「……おいっ!それ違うぞ!」
焦った顔の部長が見えた時にはもう遅し
バタっ……
私の身体は熱くなり、チカラが入らない
うぇっ……不味い
これって、お酒……だよね
しまったー……
「大丈夫か?おいっ、柿崎!」
あー……部長
いつもガミガミ言ってるくせに
凄い心配そうな顔……眉毛も垂れてる
こんな顔……するんだ
『な……なんとか』
そう伝えたら、安心したのか
柔らかく笑った
え……なに?今、笑った?
何かの間違い?
……部長の笑った顔がまた見れるなんて
…しかも、きゅんとしてしまった私
あー……ダメだ。
夢だ……ぜったい……。