同居ノススメ

慎太郎は後ろから
桃の首もとに顔を埋め

「同じシャンプーの匂い、
安心する・・」

と言った。

桃は、
少しくすぐったくなり
思わず慎太郎の手に
自分の手を重ねた。


「ね、桃。
話せる限りでいいから、

昼間遭遇した、
あの男のはなし、聞いていい?

俺も桃が聞きたいことは全て
話すから」


と慎太郎がいうと
桃はポツリ、ポツリと
話始めた。

< 151 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop