同居ノススメ

そうして慎太郎は
桃の姿を改めて見るなり

「桃のお団子姿ヘア、
俺、好きだなー」と

ニコッとしながら言う。

「あっそう?ありがとう。
ほら、仕事行くんでしょ?
早く食べて!」

と促すと
慎太郎は素直に席につき、

「いま・・
さらっと告白したのに・・・」と

少し悔しそうにしながら
「いただきます」と言い

パンを頬張った。

「お団子をほめたんでしょ?」と桃。

「いやいや、
そうじゃなくって・・んも!!
桃ったら!恥ずかしがっちゃってー」

と、それを聞いても
黙々と食事をする桃。


< 45 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop