徒然なるままに、短歌部





「カナ先輩、サラダ先輩に勝って文芸部に入れたって言いましたよね?」




カナ先輩が頷く。




「その点についてもう少し詳しく教えてくださいませんか?」




カナ先輩は、コーヒーを一口飲み、それから淡々と話し始めた。




サラダ先輩が短歌部に入ることになった理由を。





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