歪んだグリム童話たち。
ただ一人、訳も分からず固まっているヴォールク。






「あぁ、ヴォールク、気にしないで…」



「赤ずきん、もう名前で呼ぶ仲になったのか?お婆様の見舞いはどうしたんだ?」



「っ、お父様、それは……その」



「寄り道をしてこんな狼みたいな野郎と色恋沙汰か、いい身分だな?」



淡々と、感情が無いかのように、冷たく言い放つ。
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