歪んだグリム童話たち。
私は徐に立ち上がり、置いてあったバッグを手に取ると、早足で家を出る。




それに続いてお父様も家を出る。



私の肩を抱きながらお父様は耳元でこう言った。




「赤ずきん、赤ずきんは俺だけ愛せばいいんだよ。」






お父様も甘いものね。
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