オレサマ的な王子さま


私は言わば、社員と社長が潤滑に仕事ができる 人柱です。

そのうち、恨みもでます。
それがどうなって行くのか、はかりしれません。


「俺様は、どうしようもないくらい、気になっていたんだ、夕夏」

じゃあ、こう言えばいい?好きで好きで好きでたまらない、みなが言う噂を信じた私があほでした 偽者の優しさより、本当の優しさを持っている、姉と私よく間違えてたまわりの友達は、社長は一発で見抜いてくれた、私も姉も嬉しかったけど私は・・・・人柱なんです 好きになってはいけないの、愛があってもなかった事にしなきゃあいけないのに、社長はずかずかって来るし・・・・・」


「もう、わかったから」

涙でぐじゃぐじゃになった顔を見つめて、「思いっきり、するからな・・・・夜はあけておけよ」って


会議に行った


お疲れ様です」

「いつもの」って淡々と毎日の繰り返しをしていた。

今日は、襲われる事もなく、手首を掴む事もなく、なんだか別人みたい

あの社長が珍しく「ありがとう」って

今日はもうかえっていいって
約束忘れてる

「社長、約束を思い出しても連絡をしないでくださいね」


「あぁ・・・・・約束したか?」


「無理に思い出さないでください」


部屋を出ていった。


約束な?約束か?あぁ・・・って

こんな時由貴ならどうしたのかな?
由貴に会いたい、会って詫びたい。


でないと、夕夏もなくしてしまいそうだ


毎日 淡々と過ぎる

秘書としてだけの業務
求めてくるわけでもなく

いい人できたんだね、社長

独り言
「この間の話、受けて見ようかな?いい人みたいだから・・・・」

「なんの話だ?」

「社長には、関係ないから、秘書の引き抜きの話、受けて見てもいい?」

「ぬぁ~に?大石に打診が?」

「はい、社長の同期の方々から、いただきました」?
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