先生だって遊びたい
 (嫌な事聞いちゃったな…)

「勿論お酒は出してないけどね、あっ今日も来てるよ!ほらあそこに、あれ?ヤバイよ今声かけてる奴いい噂聞かないよ?気を付けたほうが良い」

女の子が二人化粧をして年を誤魔化そうとしている事が丸わかり…

 (もう…勘弁してよせっかく遊びに来たのに…)

「ハァーイお兄さんこの子達私の知り合いなの手を出さないでくれる?」

声をかけていた男は茶髪で耳に幾つもピアスを付けとても軽そうなチャラ男だった。

 (鼻にも付いてるし…)

「先生!?」

女の子達は美鈴が現れた事に驚いているようである。

 (そりゃー驚くでしょうよ?…私も驚いてるんだから)

「何だよ、おばさんには関係ないだろ?あっち行ってろよ!」

 (おばさんだぁ?)

「チッおまえ誰に向かって言ってるんだぁ?この辺で商売出来なくしてやろうか?」

「は?お前誰だよ!?」

「佐々木さんの知り合いでねなんなら今から呼ぼうか?」

「わ…分った…」

男は顔を青くしてその場を離れて言ったのであります。

「さぁ二人とも今からなら門限に間に合う帰るよ!」

「えー」

「えーじゃない!」

彼女達は意気消沈してしまったようだ。
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