先生だって遊びたい
「まあまあそんなに怒らないで、あなた達もよく分かったよね?あの人が危ない人だって?あなた達の様な初な子を狙ってる人が沢山いるのだから!もぅあーいう所には行っちゃダメよ!」

「はーい…でも、桜先生かっこ良かった!商売出来なくしてやろうか!?って凄かったよねぇ?」

「うん、めっちゃかっこ良かった!ねぇねぇ佐々木さんって誰?何物?」

さっきまで小さくなって反省していたはずなのに…彼女達は興奮して話しだした。

 (そんなに興奮しなさんなったく…)

「知らない、デタラメ言っただけ!」

「えーウッソー!だってさっきの人、佐々木さんの名前聞いた途端顔面蒼白だったよ?」

「そんな事はどうでもいいからこれに懲りて二度と行かない様にしなさい。今度は光浦先生に言うからね?それから、罰として月曜日から早朝1ヶ月保健室の掃除する様に!北島先生それで良いですか?」

「あぁ今回だけだぞ!」

「はーい…」と再び彼女達は小さくなった。

「ところでお前たち飯食ったのか?」

「まだ食べてないです…」

「仕方無いな…ファミレスで良いか?」

皇輝は近くのファミレスの駐車場へと車を入れた。
ファミレスに入ると二人に化粧を落とさせて食事をさせ寮に戻って来たのである。




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