先生だって遊びたい

 そしてプロポーズ?

寮に着くと皇輝は車を降り生徒二人が寮の中に入るのを見届ける。

「なんとか門限に間に合ったわね?お疲れ様」

美鈴も寮に入ろうとした時…

「美鈴、オールやりに行くぞ!」

「えっ?マジ?」

 (ヤッター❣)

「乗って」

車に乗り走る事20分コンビニの駐車場に停まる。

「ここコンビニじゃん、クラブ行くんじゃないの?」

「クラブは行かない、ここで買い出しする」

「買い出し?」

「外泊届けだしてあるならゆっくり飲めるじゃん俺の部屋でオールやるぞ!帰りの心配しなくてもいいし」

「そういう事か?まぁ良いか」

コンビニでビールやつまみなどを買い込み彼の部屋に向かったのだ。
部屋に入るとリビングのソファーに座り缶ビールのプルトップを開け喉に流し込む。

「クー美味しいー」

 (またここに来るとは思わなかったなぁ)

「なぁ美鈴、佐々木って誰?」

「え?何突然」

「どんな関係?」

彼は真っ直ぐ美鈴を見て答えを待っている。

「皇輝どうしたの?」

「話せない?」

 (話せない訳じゃない、話せない訳じゃないけど…ただ思い出してしまうから話したくない…でも、話さないと皇輝は納得しないだろうな…)
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